リリース:mp4vDecoderDelegate 0.1.0 [-リリース情報-]
開発ネタ。
Apple MPEG-4の代わりに、mp4v MPEG-4 Videoの再生が可能なQuickTime Media Decompressor Component、mp4vDecoderDelegate 0.1.0を公開します。(ダウンロード)
QuickTime Playerによるmp4vメディアデータの再生がとても軽くなります。
Universal Binaryですが、これが必要になるのは、PPC G4搭載機だけかもしれません。
GPL V2ライセンス。その名のとおり、mp4v (MPEG-4 VIDEO)を再生します。
使っているエンジンは、なんとPerian 0.5。
そのまま処理を丸投げするだけの、実験的コンポーネントです。
つまりこのコンポーネント自体には再生エンジンは含まれていません。
主な機能
・QuickTime Movieの再生で使用可能な、MPEG-4 VIDEOデコーダコンポーネントです。
・Apple MPEG-4 デコーダの代わりにPerianを使ってmp4vメディアを再生できます。
・再生負荷が著しく軽くなります。PPC G3やG4搭載機におすすめ。
・QPEL、PART、MPEG_QUANTなどのASP相当の機能を使ったムービーが再生できるようになります。
制限事項
・Perianが一緒にインストールされていないときちんと動作しません。
・以下の条件に当てはまる一部のMP4Vメディアデータは、再生できません。
・各I-VOP(Intra Frame)の前に、Decoder Specific Info Configuration Information が含まれていない。
・3ivx 4.5.1の書き出しオプション「Output Pure MP4 Video」は互換性がありません。
これは、上記の条件に当てはまるメディアデータを作成するためです。
//
配布ファイルにはユニバーサルなバイナリと、ソースコードが同梱されています。GPL GENERAL PUBLIC LICENSE V2でライセンスされます。






えーと、esds Atom の Decoder Specific Info は、MPEG-4
Videoでは、Configuration Information (名前が長いので、
以下では構成情報と呼びます)と呼んでいる情報だと思います
が、この情報に含まれる VS/VO/VOLヘッダは、VOP とは異な
る階層の情報ですので、構成情報は I-VOP に含まれている
のではなく、単に I-VOP の前にあるだけです。階層的には、
VS(Visual Object Sequence)
- VO(Visual Object)
- VOL(Video Object Layer)
- GOV(Group of Video Object Planes) 注:省略可能
- VOP(Video Object Plane)
になります。
次に、構成情報が I-VOP の前に現れる理由ですが、これら
の情報は、ストリームの途中から再生する時の再同期という
処理で最初に必要な情報ですので、再同期が可能なポイント
の直後に埋め込まれます。
再同期処理で最初にデコードされる VOP は、実際に表示する
VOP の順序とは関係なく、I-VOP になりますので、再同期が
可能なポイントの後に最初に出現する VOP は I-VOP になります。
構成情報が I-VOP の前に埋め込まれてしまうのはそのためです。
ちなみに、I-VOP の前に毎回必ず構成情報があるとは限りません。
構成情報を定期的に埋め込む必要がある場合は、例えば「5秒
以内に最低1つの構成情報を持つ事」のような制限を設けている
はずですので、この例であれば、5秒以内に1回構成情報があれ
ばそれで問題ない事になります。
以上、長文失礼いたしました。m(__)m
by demo-n (2006-11-09 20:14)
なるほど~勉強になります。
いい加減にPart2なめたのがモロバレですね~。
バイナリのほうは次のリリース(あるのか?)で文章を修正しますね。
by MyCometG3 (2006-11-10 02:38)